樽を作る(2)

キッコーマンの醤油樽とROYAL GASOLINEのオイル樽です。
これが貨車になりますが、どんな貨車ができるか楽しみです。タガの錆び具合もこんなもんでしょうか。

[ROYAL GASOLINE]の樽のロゴマークは、写真右下のレトロなガソリン給油機のロゴマークを透明ラベルにプリントアウトしたものです。
透明ラベルの良さは、貼付ける下の素材が透けて見えることです。ただインクジェットやレーザープリンタでは、白がプリントアウトできません。そこで透明ラベルを貼付ける前に、素材の貼付け箇所に白を塗っておくことが必要になります。真っ白に塗らないで、ウエザリング効果を出すためにムラを表現しながら塗装します。こうしておけば、黄色や明るい色も素材の色に負けないではっきり表現できます。
[ROYAL GASOLINE]の樽の場合は、円形に白を塗ってありますが、文字の一部や絵柄の一部(白抜き文字など)をはっきり表現したい場合は、その部分のみ(例えば白抜きにしたい文字の部分のみ)を透明ラベルの裏から白を塗っておきます。ルーペがいる細かい作業なので、白抜き文字のアウトラインは太めの線にしておくと塗装作業がしやすいです。
 
写真左下が白抜き文字です。文字のアウトラインを太めにして、透明ラベルの裏から白抜きにしたい文字に白を塗ってあります。文字のアウトラインが太めなので、白の塗料が多少はみ出しても表から見ればクッキリした文字になります。これはアニメのセル塗りの手法です。
 
写真右上はイギリスの郵便車です。(イギリス製のミニカー)
レールカー製作の参考にしてください。

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