展望車・サンタフェ製作記(5)

最後尾に連結する展望車です。
車輛の後ろに見えているのが今回作ろうとしているサンタフェ鉄道のディーゼル機関車です。LIONEL TRAINSというからには列車の王者という意味でしょうか。古き良き時代のアメリカですね。
本物の客車部分はジュラルミン(ステンレス?)で銀色に輝いていますが、当ブーピープバレイ鉄道版サンタフェは山小屋風というか和風というか桧材の素材感そのままにします。窓が障子でルーフが茅葺きだったりして…

ルーフの後部は紙粘土とタミヤのパテで充填しヤスリで丸く削りました。
紙粘土は、乾燥すると90%くらいに収縮してしまうという問題があります。紙粘土だけが収縮すれば多少の補正はできますが、他の部材にも影響してきます。使用している桧材が、紙粘土の水分・収縮で曲がってしまうのです。
当初は、どこにでも売っている子供用の紙粘土を使いましたが、せっかく組み立てた車体が曲がり、接着したところも無惨に剥がれてしまいました。
蒲田のユザワヤで購入した「artista SOFT」という仕上がりが軽い紙粘土に変えました。この紙粘土は、仕上がりも軽くペーパーヤスリで簡単に加工でき、ほとんど収縮しません。べたつきも少なく作業が楽です。
製作中に桧部材がどんどん汚れていくので、軍手をはめて作業しています。
 
スカートはタミヤのプラバンです。スカートの上にテールライトをつけます。