駆動車ができたので走行試験・サンタフェ製作記(9)

走行試験は順調です!
ウエイトで車重を調整する前は、急発進したり車輛がスリップしていましたが、ウエイト調整後はごく低速で発進・停止します。スムーズな走行で大変満足しています。走行音はディーゼル機関車が走っているような音がします。
※小さな画像はクリックして拡大画像をご覧ください。

ヘッドライト(黄)、バックライト(赤)はLEDです。ヘッドライトは白の高輝度LEDでは明るすぎてナローらしくないので黄色にしました。ヘッドライトはデコーダー経由ですが、バックライトは直接レールから電源を取っています。そのためデコーダーでコントロールできず、消灯はできません。
客車は軽いのですが駆動車のパワートラックの重さだけでは、駆動車の車輪が空回りします。そこでパワートラックの周りに自作ウエイトを積んであります。15×15mmの正方形ナットの穴に、粒状のミクロウエイトをプラモ用パテで練り、埋め込みました。それをウエイトユニットにして、重さを調節してあります。駆動車にはそのウエイトユニットを7個積みました。(結構重い)
客車は車重が軽すぎてスピードを出すと脱線するので、台車に荷重がかかるよう連結部分の近くに1個積んであります。
 
 
 

左下はMRCの「BLACKBOX」です。DCCシステムがなくてもパワーパックにつないでDCCが楽しめます。
右下はDCCサウンドデコーダーで走行デコーダーもついています。SOUNDTRAXXの「DSD-090LC 821240」という機種です。(パワーパックはボルテージ全開・前進モードにします)
ただし、DCC走行にするためには、パワートラック(天賞堂)の配線を変える必要があります。
 
電源入力の変更
「車輪→モーター」になっているのを「車輪→デコーダー→モーター」に変更しました。パワートラックの中に変更できる配線があると考え、パワートラックを分解してみましたが、構造は実にシンプルで複雑な配線は何もありませんでした。
車輪についている電源シューの一部をカットし電源の流れを「車輪電源シュー→デコーダー→ライト用コード接続部」にしました。ライト用コード接続部はモーターにも接続されているため、モーターは正常に動作します。ライトはデコーダーのライト用コードに接続します。


忘れ物
ここまで完成して何か足りないと思ったら、スピーカーがない!!
ディーゼルの走行音を聞くのは来年でしょうね。ナローガレージさん、スピーカー注文しますのでよろしく。
駆動車は台車1台でも走行します。台車はイモンの日車D16(日本車輛でしょうか)。台車の軸受けがパワートラックのホイールベースと0.3mmほど違うので、車軸を削り台車はパワートラックにくっつけてあるだけです。