ライトの配線に時間がかかりました。珍犬ハックル完成です。


後方確認する作業員を乗せ、2名乗車のスイッチャー・珍犬ハックルです。
エンジン室内のロッドの動きも順調です。
 
 
 
後方にぶら下げてあるバケツはプランターです。花はネイルアート用のデコパーツ‥‥。油と埃にまみれた現場に癒しを‥‥というわけです。
デコ電って携帯電話をデコレーションすることでしょうか。岐阜市路面電車が、お祭りのイベントで電飾キラキラの花電車になったことがあります。私にとってデコ電といえば、その花電車です。いつかブーピープバレイ鉄道にも電飾華やかなデコ電を走らせてみたいと思います。なぜ岐阜の路面電車が廃止されたのでしょうか。市営ではなく名鉄岐阜市内線という営業を重視しなければならなかったかもしれません。岐阜市電のモ500型はどの鉄道模型ショップにも置いてあります。それを見ながら過去の岐阜の隆盛を思い出します。岐阜でも富山で成功したライトレールを再考していいんじゃないでしょうか。従兄弟の岐阜市議スミくん!なんとかしなさいよ!
ライトの配線をシンプルにするためリード線は使わず、車体を組み立てるとライトに電流が流れるようになっています。接触不良でなかなかライトがつかず、時間がかかってしまいました。
赤い部分は走行用DCCで、ナローガレージさんで購入した「DZ143PS」です。

塗ってみました。働き続けた珍犬ハックルです。

数十年働き続け、いまだ現役というイメージは出ているでしょうか。
つや消し黒→つや消しグレー→カドミウムオレンジの順で塗り、乾いてから紙ヤスリで削りました。オレンジの塗料がはげて下地が見えている感じを出しました。

ラジエーターグリルにあるエンブレムはネイルアート用のデコ材料です。
ライトのレンズもネイルアート用デコを使います。
デコ材料は100円ショップで買いましたが、売場でそれをじっと眺めている変なオジサンでした。鉄道模型製作にも勇気がいります。
ライトは珍犬ハックルの鼻になるので黒くしました。前から見ても後から見ても、犬の顔に見えませんか?
 

これが珍犬ハックルの全貌です

ブーピープバレイ鉄道の珍犬ハックルはこんな感じです。床板の左右にマフラーがありますが、ちょっとさみしいのでボンネットの上に大きいマフラーを取り付けました。床板左右のものはコンプレッサーということにしておきます。マフラーの赤いパイプは、KURE 5-56の噴射用ノズルです。

Nゲージのモーターでも、かなりのパワーです。ウエイトはかなり積んで重い車体になりましたが、それでもモーターが熱くなることもありません。順調な走行をしてくれます。
四角ナットの穴にはハンダを流し込んであります。写真上の乗降口の下にあるのが四角ナットのウエイトです。
 
 

珍犬ハックルの運転台


珍犬ハックルの運転台ができました。走行試験は順調です。
ロッドの動きがあまり目立たないので赤く塗りました。車体の色は珍犬ハックルのバックにあるトラックの幌の色がいいかなと思います。
内燃機関のように見えるのはウエイトですが、この上に走行用DCCを載せます。2輪駆動でも走行は順調で、貨車を連結しても問題ありませんが、もう少しウエイトを増やします。前後の窓は、明鉱平山「珍犬ハックル」の窓位置のようにしました。

珍犬ハックル

写真下は明鉱平山(明治鉱業平山鉱業所)の「珍犬ハックル」というニックネームのバッテリー機関車です。
(毎日ムック/郷愁の軌跡・軽便鉄道より引用)

珍犬ハックル‥‥ブーピープバレイ鉄道にぴったりのネーミングですね。
珍犬ハックル(Huckleberry Hound)というアメリカのアニメを知っている人は、かなりのお歳じゃないかと思います。なんか笑い声に特徴があった気がします。「ウシシシ‥‥」だったかなぁ。
下図はブーピープバレイ鉄道版「珍犬ハックル」の設計図です。車番はハックルの「896」かな‥‥
前部の窓は明鉱平山「珍犬ハックル」の窓のようにします。

 

クランクは90度でした‥‥お恥ずかしいかぎりです。

「まーくん」「薬師山」さん。ご助言ありがとうございました!
クランクは90度でしたね。まったく初歩的ミスでお恥ずかしいかぎりです。
180度のままでメカをここまで作ってしまいました。ミスのおかげでおもしろい動きをします。

内燃機関のようなものはNゲージ車輛のウエイトです。ウエイトに角形ナットを貼付けました。それがモーターの磁石にピタッとくっつきビス止めしなくてもしっかり固定します。
写真左は車体製作設計用に運転士も入れて画像加工したものです。ルーフは運転士の頭のちょっと上。これをもとにギリギリまで小さい車輛を設計しようと思います。DCCはサウンドをやめて走行用DCCだけにするつもりです。DCCは内燃機関(前部ウエイト)の上か、運転士の後ろでしょうね。
床板はナローガレージさんで購入した「オアカー」の床板を加工しました。寸詰まりの車体にしたかったのですが、カプラーポケットがギアに触れるのでやむなくカプラー分だけ車長が増えました。
写真ではちょっと見えにくいですが。ロッドの先についているのは虫ピンです。虫ピンの頭を90度曲げてロッドの穴に差し込んであります。虫ピンの動きも愉快です。

ディーゼルスイッチャーになるかも

ギヤなしにロッドで駆動するのは至難のワザだとわかりました。
駆動されない車輪は、集電シューや軸受の摩擦などで起こる負荷で回転に遅れが生じます。そのためロッドが平行回転せず、斜めになりブレーキがかかってしまいます。模型ではロッドはダミーが正解です。
ギヤやモーターをつけないで転がしている時は、4輪とも同じ動きをするのでロッドは正常に回転しますが‥‥


ロッド位置の設計変更をしました。これで走行もOKです。
パワーパック全開でも問題ありません。スロー走行では、ロッドの動きがランナーの腕の動きに見えてきます。
 
ロッドの先のメカをどうするか‥‥ミーッキーマウスの白い手袋を付ければ、車輛が走っているような感じになるかも。