樽を作る-ブーピープバレイ鉄道

樽の製作です。ブーピープバレイ鉄道の新しい車輛の一部になります。
(1)を見ると、なんか砂時計の枠のようですが、これは樽の芯の部分です。
(2)樽の芯に台形に削った3×4mmの角材を貼付けていきます。(写真2の中央参照)
台形にしておけば芯に丸く貼付けても隙間が均等になります。あまり均等だと隙間が一定でナローらしくないので、角材の隙間を少しランダムにします。
貼り終わったら樽形に削るのですが、角材を台形にしてあるため仕上がりが樽のカーブらしくなります。今回は小さいカンナで削りました。
小学校のころ作った地球儀のように球形の展開図を作らなくてもいいわけです。つまり最初から樽の展開図を計算して作らなくいいのです。(手抜きかも)
 
(3)樽形に削り終わったら、樽材の隙間を彫刻刀で削って樽材の合わせ部分が目立つようにします。仕上げ塗装する前に樽材の隙間に濃い塗料をしみ込ませておくと、塗装しても樽材の隙間の線がはっきり出てウエザリング効果が出ます。(写真3の右参照)

この樽がブーピープバレイ鉄道の車輛の一部になるのです。車輛の仕上がりイメージはおおよそできていますが、作っているうちにイメージがどんどん変わっていくので、何ができるかは私にもわかりません。

このごろ木工の腕が上がってきたような‥‥プロクソン(PROXXON)の木工用旋盤なんか欲しいなぁ‥‥ホビーツール天馬屋のサイトを毎日眺めています。
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