レールクリーンカーのメカ完成

レールクリーンカーのメカ完成です。
いろいろやってみましたが、どうも動きがぎこちなく目立たないため、単純に上下動だけにしました。左右の帚は交互に上下します。

ポーターの蒸気で動作するという想定でシリンダーらしきものも作りました。ポーターと連結するとポーターのロッドと同期する動きをします。機関車のロッドが1回転するとレールクリーンカーの車輪カムが1回転するから必ず同期するというのは当然ですが。帚の動きを動画でお見せしたい‥‥
帚を持つ手や接続部はタミヤのエポキシ造形パテです。手はミッキーマウスの手のようにしたかった‥‥‥まん丸のドラえもんの手みたいだけど、まぁいいか‥‥。
 

ネットのどこかにDCCはレールや車輪を汚すなんて書いてありましたけど、どういうことなんでしょうか。それとレールのギャップはいらない‥‥これもアナログ思考のDCC初心者にはわかりません。教えてください‥‥。
レールクリーンカーの威力は絶大です。クリーニングの有無で走行状態の差がはっきり出ます。
これからは始発前に必ずレールクリーニングをします。

レールクリーンカー:突然の思いつき

運転の前に必ずしなければならないのが、レールクリーン。これが結構めんどくさい。
そこで、レールクリーンカーを導入することにしました。車輪のカムで帚を動かします。でも、このメカで帚が動くのかいな‥‥。
メカがどうなるかわからないので、まだ車体デザインは決めていません。メカの形状によって考えます。
このレールクリーンカーには動力を入れるスペースがないので、動力車の前に連結しレールクリーン運転をします。

実際のレールクリーンは帚ではなく、車輪のセンターに取り付ける篠原のレールクリーナーが行います。これは固定せず上下に動き、常にレールに接触しています。小さなウエイトもつけてあります。
愛犬の細い抜け毛が車輪にからまって、運転のトラブルになることがあります。もしかして帚が大いに役立つかもしれない‥‥。
レールクリーナーが擦り減って交換するときのために、レールクリーナーはビス止めしてあります。
クリーンテストは順調!! レイアウトを2〜3周すればレールクリーン完了ですね。レールクリーナー部が黒く汚れているのは、しっかりレールのお掃除をしてくれた痕跡です。
篠原のレールクリーナーは製図用の砂消しゴムみたいですね。レールクリーナーがなくなったら、砂消しゴムで代用していいかも‥‥。
 
 
台床はナローガレージさんで購入したオアカーのものです。台車は自作で、軸受は竹の丸棒、リベットは針金、サスペンションはアーチバー台車の一部を使いました。
写真右上、帚の柄は爪楊枝です。
わがブーピープバレイ鉄道のワークスでは、爪楊枝は欠かせない工具にもなっています。
札幌市電のささら電車みたいなレールクリーンカーもいいかもしれませんね。

ブーピープバレイ鉄道レイアウト-3

私なりのストラクチャー ウエザリング考
ピコの車止めにウエザリングしてみました。

暗い色を下地にして、その上からドライブラシで明るい色を塗っていきます。最後に太陽光があたっているようなハイライト仕上げをします。これは室内のどんな照明の条件でも、お昼時の太陽が当たっているという情景を表現するためです。ストラクチャーがレイアウト全体の明度と近い場合は、レイアウトにストラクチャーがとけ込んでしまいメリハリがつきません。
太陽が燦々と輝いている情景をあらかじめストラクチャーに描いておきます。車止めの上部に光があたっているように見えますが、白に近い色を塗ってあるからです。植物、石なども同じように太陽光があたっているようなハイライト塗装をします。ここではまだ影を描いていませんが、もっとメリハリをつけたい場合は太陽光を意識して影も塗っておきます。ジオラマ用の粉末のみの色だと、単純な色調になってしまいます。ドライブラシで太陽光を表現してやると草の1本1本が生えているように見えます。花は面相筆の先に絵具を一滴つけ草の上に垂らしていきます。
これは立体絵画ですね。
 
写真左上の手動ポイント切換え器、ポイント内もハイライトを塗ってみるとボルトなどの部品や構造がはっきり見えてきます。黒のプラスティックなので、何もしないとボルトもレバーの位置もほとんど見えません。
草は洗濯糊にジオラマ用粉末を混ぜ込んで、それを塗料のように筆で塗っていきます。砂は洗濯糊が乾かないうちにふりかけます。乾けばしっかりレイアウトに接着します。100%接着しないので、接着しなかった粉末は乾いてからエアーブロアーで吹き飛ばします。

ブーピープバレイ鉄道レイアウト-2

シンプルなレイアウトですが、レールを敷設しました。
固定金具を外すとA2パネル2枚に分割できます。A2パネルのレイアウトユニットを追加すれば、レイアウトがどんどん大きくなります。

道床はコルク粘土。パネルの下地は、塗ると石のような風合いが出るという塗料です。
レールはピコのナローゲージ用。一部にレール規格が同じ篠原のHOローカル用を使いました。
パネルに原寸でプリントアウトした設計図を貼付け、設計図の通りにレールを敷設したので、きれいなカーブに仕上がりました。走行テスト用のレイアウトで脱線する原因がレールなのか車体なのかわかりませんでしたが、新レイアウトの安定したレールで走行テストしてみると、車体や台車・車輪の不良箇所がはっきりわかります。すべての車輛の走行テストをして不具合を微調整しました。フルスロットに近い速度を出しても安定して走行します。
走行テスト中に壊れていたはずの亀の子ポーターのDCCが復活!!
DCCからモーターへのリード線の接触不良でした。DCCを購入するつもりでいましたが出費がなくなりホッとしています。
写真下の手動ポイント切換え器はピコのNゲージ用です。


写真下は引込み線に待機する樽のタンク車三題。
キッコーマン専用タンク車は、走行・編成条件によって脱線することがあります。原因は軸受の位置がずれているため、車輪のフランジがカーブでレールに乗り上げてしまうようです。→→→軸受けの位置を調整しウエイトを追加したら、運転の仲間ハズレにされることはなくなりました。

ブーピープバレイ鉄道レイアウト-1

走行試験用のレイアウトは設計図もなく、ただレールを敷設しただけなので、ちゃんとした設計図を作りました。

アドビのデザインソフト、イラストレーターで原寸の設計図を作りました。

描いた線をパターンに変換してくれる機能を使います。
1) まず元になるHOゲージ巾でレールのパターンを作る。
2) 次に任意のラインを描く。
3) 描いたラインを設定したレールパターンに変換。
描いたラインそのままのレールがHOゲージで瞬時に描かれるというわけで極めてラクチンです。
できた設計図を原寸でプリントアウトして台座に貼付け、その上にレールを敷設していけば、きちんとしたカーブでレールが敷設され、目分量でやっていたいいかげんなカーブで脱線することもなくなります。
レイアウトの大きさはA2パネルが横に2枚並べてあります。パネルはデザイン用の水張りパネルです。

つづら車庫に入庫した立呑処付き麦酒樽貨車

立呑処付き麦酒樽貨車も車庫に収まってもらいました。
 
樽タンク車三題を並べてみると、タンク車らしいのはロイヤルガソリン専用の赤い樽タンク車だけでしたね。最初はオーソドックスなタンク車の連結を夢見ていたのですが、まったく違った趣きになってしまいました。
懲りずにタンク車第四弾を考えています。名付けて「BOPEEP VALLEY WATERWORKS BUREAU」、つまりブーピープバレイ水道局の水タンク車です。

完成です。立呑処付き麦酒樽貨車製作-8

これで立呑処付き麦酒樽貨車(TATA 9701,9702)の完成です。
走行試験は順調ですが、前後に連結する車輛によってたまに脱線する場合があります。樽側をバックにしての走行は一軸台車がふらつくため、構造上ちょっと不安定な走りになります。
赤提灯、車内灯はチラチラ点滅しながら走ります。立呑処らしい情緒をかもしだしています。


オーストリアのチラータル鉄道(写真上)を参考にしましたが、なんか和風な作りになりましたね。でもイメージはそのものだと思います。

 
 
 
デッキには立呑処が飼っている猫を置いてみました。
車内にはカウンターを設置しました。カウンターの上にはビールが泡立っているビアジョッキふたつ。お姉さんがいますが、黄色の車内灯を点けると、顔が真っ白になりちょっと不気味です。
車輛素材が薄い木のため、やむなく車内に補強材を多用していますが、将来は補強も目立たないインテリアを作りたいですね。
 
亀の子ポーターのDCCがクラッシュ!?
この走行試験中に亀の子ポーターのDCCが壊れた‥‥。サウンド系統は生きていますが、モーター・ライト系統がダメなようです。時々復活するのですが‥‥。
最初はモーターがダメかなと思いましたが、通常のパワーパックで動くのでモーターもライトも正常です。